みんなのうたで誕生した、大きな古時計、立川清登さんの歌声が素晴らしい。

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おはようございます。こおろぎです。

みんなのうたに、いろんな数の歌がありますが、その中に、大きな古時計があります。この歌が初めて登場したのは、なんと1962年。立川清登(たちかわ・すみと)さんが歌うもので、バリトンボイスが、とてもいい響きをしています。この大きな古時計は、もとは、ヘンリー・クレイ・ワークによってつくられており、その後、保富康午氏によって、翻訳された歌詞が登場、そして、バリトン歌手の立川さんが歌うことで、大きな古時計が誕生します。

大きな古時計、1962年版がありますが、当時はモノクロで、谷内六朗氏のアニメーションがおもむきを出していました。しかし、当時は、現在のようにビデオの録画を残しておくという技術などがなかったため、この1962年版は、NHKに残っておらず、幻の作品と言われています。

そして、1973年になると、竹口義之さんによるアニメーションの、立川さんが歌う、大きな古時計が登場して、アニメーションもどことなく西部劇を思わせるような雰囲気が、いい感じになっていました。ウエスタンハットをかぶったじいさまが、ダンディにかかれています。

じいさまが生まれたときに購入された時計、ずっと時をきざみつづけ、じいさまが結婚して、お嫁さんと暮らすようになっても、ずっと時間をきざみつづけてくれた時計です。動く振り子の部分には、そのときの歴史も映し出されて、竹口氏のアニメーションが、いい感じにかかれていました。

そして、ある日の真夜中に時計のベルがなり、家族みんなに知らせるかのようであった。それは、じいさまがこの世を去りしときであり、じいさまは天国へ去っていくこととなったのです。アニメーションも、じいさまがゆっくりと天国に去っていく様子が映し出されています。100年間、休むことなく動き続けた時計。その時計は、なんと動かなくなってしまったのです。じいさまが去りしあと、時計も動かなくなったというもの。

どうやら、じいさまが去ったとともに、時計も寿命が来たのか、動くことはなかったという。竹口義之さんのアニメーションで、最後の最後、時計が出てきますが、振り子の部分に、ばらの花がつきました。その花は、最後、時計への感謝か、もしくは、じいさまが去り、時計が動かなくなったことへの追悼をこめてなのか、振り子に花がついたのが印象的です。

大きな古時計は、1973年に登場したバージョンは、いまでも現存していて、NHKみんなのうた 第4集に収録されています。

これを歌唱された、立川清登さんは、バリトンがとても素晴らしい方であったのですが、1985年に、56歳の若さで、この世を去ってしまいました、とても残念なことです。まだまだ活躍できそうな時季であっただけに、惜しまれています。大きな古時計で、その名を知られるようになったのも印象深い歌手です。のちに、タイガースの応援歌、六甲おろしも歌うなど、インパクトを与えてくれました。

それでは、また。

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