おはようございます。こおろぎです。
テレビでドクターイエローがラストラン、引退といった報道がされていますが、ドクターイエローは、JR東海と、JR西日本にそれぞれ配置がされています。このうち、JR東海に所属するドクターイエローが引退となるもので、JR西日本所属のドクターイエローについては、2027年をめどに引退となりますが、西日本のドクターイエローは、あと2年は活躍してくれます。
ドクターイエローは、いろいろ検査機器をつけていて、時々、東海道新幹線、山陽新幹線を走りますが、なかなか見られないこともあってか、見ると幸せになれるといわれています。それに、かつてはドクターイエローは0系をベースとした車両が走行していました。JR東海、JR西日本に配置されていて、東海の方は、大きな窓であったものの、西日本は、1976年以降に登場したためか、小窓になっているのが特徴。
ドクターイエローで、0系をベースにしたものは、西日本に属した先頭車両だけが静態保存されていて、外観は小窓であるものの、その姿はとても貴重です。なお、JR東海に属した大窓タイプのものは解体されて、姿を消しました。ドクターイエロー、700系タイプに変わりましたが、黙々と活躍を続けてきました。
そして、2025年に、JR東海所属のドクターイエローは引退に。そして、近いうちに、リニア鉄道館へと搬入される予定です。それに、リニア鉄道館には、西日本所属の0系タイプのドクターイエローが保管されていますが、この0系タイプのドクターイエロー、西日本に返却される予定です。リニア鉄道館で、0系タイプのドクターイエローが見られるのは、今だけかもしれない…
リニア・鉄道館において、展示される車両が、入れ替わっていくことは、展示する空間が足りないのではないかと、心配になってしまうである…700系の試作車が保管されることとなったとき、その入れ替わりとして、300系の量産車が去り、そして、解体されることとなったのだから…
さらに、博物館に展示してあった、381系のクロ381においても、解体がされてしまいましたが、構造上に問題があったらしく、本来の車体はアルミ合金製であり、運転台の部分は鋼製となっています。つまり、アルミ合金と、鋼製の運転台を接合したことで、異種金属の接合は無理があったのか…と感じました。それに、展示中に、接合部分にひび割れもあったそうな…
安全面を考慮すると、こればかりは仕方がないかな…と感じてしまいます。維持費もかなりかかるのだとか。ドクターイエローにおいても、0系ベースの西日本車が展示終了となるけれど、西日本のほうで、維持してくれることを期待しましょう。
なお、JR西日本では、あと2年はドクターイエローが活躍してくれるので、時々その姿を見られるかもしれません。
それでは、また。