こんにちは、ころすけです。
かつて、静岡県の富士市に、パピーというのがありました。パピーはデパートで、服や食料、雑貨など、いろんなものがあり、最上階付近にはゲームセンターがあったほか、映画館もついていました。富士市にはオリオン座や吉原東映などの映画館がありましたが、それらの映画館は姿を消してしまい、パピーの中にある映画館が、富士市では唯一の映画館になったようです。
パピーは富士市だけのデパート、もしくは百貨店で、マークもまるで富士山のようなかたちをしているのが特徴です。天気がいいとき、パピーの屋上では、国旗とパピーの旗もあがっていました。天気がいいときに国旗やパピーの旗が青空にはためいていると、気持ちがよさそうです。
ところが、２００８年になると、パピーは閉館してしまいました。お客さんが少なくなってしまったのか、老朽化などもあったのか…駅前にはデパートがあったほうが、にぎやかでいいと思ったのですが、老朽化は否めなかったようです。２０１０年には、映画館も閉館してしまい、パピーは完全に閉館になり、建物も取り壊されて、なくなってしまいました。
ずっと昔、富士駅に行った時に、パピーを見ると、青空のなかで、屋上に国旗とパピーの旗が上がっている様子を見て、気持ちよく見えました。最初、パピーのマークが遠くに見えたためか、富士山型でなくて、三角の形に見えてしまいました。
そして、近くまで行って、パピーのマークが富士山のような形をしていることを、改めて実感。パピーはいまでは建物が何もありませんが、パピーの建物があった近くには、いまもパピーの駐車場があって、そこではいまもパピーのマークを見ることができます。いまとなっては貴重な遺跡です。商店街でお買い物ができるように、パピーの駐車場を利用できるようにしたのでしょうか。駐車場は利用できることは、とてもありがたくて、親切です。
いまとなっては貴重なパピーのマークです。
近年、富士駅の北口の再開発が行われる予定で、駅の近くにあるビルが、いくつか取り壊される予定です。このパピーの看板も、もしかすると、駐車場が取り壊されてしまう可能性もあるため、早いうちに映しておいた方がよさそうです。現在はまだ、実物の看板を見られるけれど、もしも取り壊されてしまうと、パソコンでしか出てこないかもしれません。
パピーの看板はレトロな雰囲気もあり、いまのうちに映しておきたいところ。
それでは、また。
