こんにちわ、こおろぎです。
ファミコンで発売したゲームに、ドラゴンボール3 悟空伝がありますが、カードが頻繁に登場します。主人公の孫悟空をあやつるとき、カードを使って、すごろくのように孫悟空は移動します。たとえば、カードにある星マーク、これは1つから7つまであり、星の数に応じて孫悟空を移動させますが、そのカードはバトルでの使用がメインになるため、重要です。
マップを移動していると、しばしば敵が出てきますが、最初のころはリカント、さんぞく、ウサギ団といった敵が出てきて、終盤のころになると、タンバリンとか、ビオラ、ドラムなどが出てきますが、それらの敵を蹴散らすためには、敵の持つカードの星の数よりも、多くなければなりません。星の数が多いと攻撃の権利を得られるからです。
終盤に出てくる、ベル、シンバル、ビオラ、ハープといった敵は、難なく倒すことができますが、やっかいなのが、ドラムと同じ形をしているコンガ。ドラムは、原作やアニメでは、超神水を飲んでパワーアップした孫悟空に、強烈なキック一撃で、頭を粉砕されて、倒されてしまったのです。ドラムを昇天させてしまいました。アニメではその後、ピッコロが孫悟空に向けて放った光線が、ドラムに直撃、消滅してしまいます。
その悟空伝だと、ドラムの強化型のコンガが出てきますが、攻撃力は高い、体力も多め、防御力も高く、始末が悪い敵です。遭遇確率も高いので、全力でのぞまなくてはなりません。さらに!終盤の敵で、いちばん会いたくない敵のなかに、「メカデビル」がいます。その姿は、バトルジャケットですが、なにせ攻撃がいやしいのです。
メカデビル、おもな攻撃が必殺技のみであり、ビーム、ミサイルで攻めてきます。どちらも攻撃力が非常に高いので、全力で戦わないと、孫悟空、全滅してしまうでしょう。しかも、メカデビルは、攻撃力はおろか、体力と、防御力も高いです。孫悟空のレベルが高くても、勝つのが難しい敵です。メカデビル、これらのこともあって、絶対に出会いたくない敵なのですが、問題があり、それは逃げることができないというもの。ドラクエとか、ファイナルファンタジーは、敵と出会っても逃げることができますが、悟空伝は逃げられないというのが問題かも。それに、メカデビルや、コンガは、マジュニアよりも強いかも…?
孫悟空にすると、メカデビル、コンガは、とてもたちの悪い敵です。それに、孫悟空にとって、おそるべし最強の敵は…おそらく、アラレちゃんかも?と感じます。エンディングのときに、とある技を使うと、アラレちゃんと戦闘ができますが、強力なのが、「んちゃ砲」。これをくらうと、孫悟空、ひとたまりもありません。それに、悟空伝は、「ワンダースワン」にも登場していて、こちらはグラフィックがとてもきれいです。アラレとも戦えますが、「んちゃ砲」くらうと、孫悟空は255のダメージを受けてしまいます。
そのアラレを苦手としているキャラクター、実はベジータが苦手としているのです。ベジータは、ナッパとともに地球を襲来したときがきっかけで、孫悟空と戦うことになりますが、その後、ナメック星でも遭遇。フリーザとの戦いにも参戦します。ところが、その後、シェンロンの願いによって、ふとしたことから地球に送り込まれ、ベジータ、いつの間にかブルマと結婚して、トランクスの親になりました。
ベジータ、残忍な性格であったものの、地球で暮らすようになり、ブルマと結婚したことから、いつのまにか丸くなっていったような雰囲気です。しかし、孫悟空に対しては、ライバル意識が強く、戦いでなくても、ライバル視するところがあり、負けず嫌いなようです。トランクスのこととなると、親バカぶりを発揮するほど。孫悟天とトランクスが絡むと、トランクスに「天下一武道会に出ないと、こづかいは無しだ」と言ってきて、吹いてしまうほど。ウイスの機嫌をとるために、いろんな店や食事の名前を出すほどで、シュールです。
そのベジータは、さすがアラレちゃんは苦手なのです…! それは、ギャグマンガのキャラクターであるために、ベジータが相手をするのが難しいのです。地球割りをしたり、頭がはずれたりというアラレに「きさま…ギャグで物理法則を無視するのは反則だ!」と言ったほど。しかし、アラレが強すぎて、ベジータ、あっという間に撃退され、最後は崖に映える木に宙づり。「二度とギャグマンガのやつとは戦わん!」と言ったくらいです。
アラレちゃんは、悟空伝はおろか、ドラゴンボールでも最強ではないかと思ってしまうのです。それに、悟空伝で、孫悟空が最終的に使える必殺技は、かめはめ波、残像拳、逆かめはめ波、衝撃波、消える攻撃、超かめはめ波です。説明書では、太陽拳、足かめはめ波も使えるとありますが、ボツデータとなっていて、使えなくなっています。なぜ没になったのか、よくわからん…
それでは、また。