おはようございます。こおろぎです。
静岡地区には、211系が走っていまして、平成元年から活躍を続けてきました。3両編成がまず導入されて、そして平成2年には2両編成が導入開始。この2両編成は最初、御殿場線で運転を開始しましたが、運用に適さなかったためか、平成3年からは東海道線での運用をするようになり、3両編成に増結されたり、2両と2両で連結して4両で走ったことも。
その211系は、2006年から2007年にかけては、313系と連結して走るようになり、2007年には、大垣から転属した編成が走るようになりました。東海道線を毎日のように往復して、乗客を乗せて走り続けましたが、2024年になると、新型の315系が導入されるようになり、これによって、211系が少しずつ廃車に向かうこととなります。
211系は、登場した時はピカピカで、中もきれいな色をしていましたが、36年近くたつと、だいぶ変化が訪れてきます。外観においては、大丈夫な感じに見えても、中においては、床の部分にかなり汚れが見られるためです。水がしみこんだのか、床はかなり汚れてきています。
普段は電車の中は締め切っていますが、駅で停車したときに雨が入り込むことがあり、そのときに床がよごれることもしばしば。211系、徐々に痛みも進んでしまったのか、老朽化しているというのが見られるようになります。211系は、315系の登場によって、少しずつ廃車がすすめられていくこととなりました。
最初に、大垣から転属して静岡で走った、3両編成のLL編成で、順次廃車がすすめられていき、そして、静岡地区にあった3両編成のSS編成も廃車がすすめられます。2024年11月11日現在では、LL編成はすべてなくなり、SS編成は5本が残っています。
そして、211系の2両編成は、9本あったのが、最近1本廃車されて、残りが8本となったことです。2両編成は、以前はよく211系の3両や、313系の3両とも連結しましたが、今年の3月の改正で、313系の2両編成と連結して走ることが多くなりました。しかも、313系の後ろに連結して走るので、半固定運用になっていることも多く、クモハ211の部分が先頭に立つことがほとんどなくなりました。
そして、2024年度に211系の引退が予定されており、新車として315系が走っていきます。315系は、14本が導入される予定で、これから211系を少しずつ取り替えていくこととなるでしょう。撮影も、いましかできないので、早めに写すのが賢明です。
それでは、また。