クモハ123 5040番台と600番台では、床下の電動発電機の仕様が違っています。

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こんにちは、こおろぎです。

かつては、身延線に123系が走っていました。クモハ123 5040番台と、600番台がありまして、床下機器類にちょっとしたひみつもあります。前者の5040番台は、種車はクモユニ147で、600番台は、クモヤ145となっていました。

このなかで、クモヤ145には電動発電機がついているのですが、その発電機は、クモニ143と同じものが装着されていました。MH97A-DM61Aという電動発電機です。床下機器類は、主制御機や、主抵抗器においても、クモヤ145と、クモニ143はほぼ同じ仕様になっているのです。

どちらも事業用であったものの、のちにクモハ123に改造されて、窓の形も変化が起きましたが、床下機器類は生かされ、運用に着きました。クモヤ145を改造したものは身延線で、クモニ143の改造車は東日本と西日本で活躍。身延線で活躍した123系、東日本で活躍した123系はいまは廃車されてしまいましたが、西日本の車両は現役です。

なお、西日本に導入されている123系は、貫通扉がついて、雰囲気が変わりました。種車のクモニ143は、昭和53年製でありますが、あと数年は活躍できることでしょう。

それでは、また。

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