おはようございます。こおろぎです。
ドラえもんの映画に「のび太の魔界大冒険」があります。そこは、魔法を使うことができる仕組みになっていますが、魔法の世界ではしずかやスネ夫、ジャイアンも「科学」は信じていないものとなっていて、現実の世界とはまったく異なった性格をしています。しずかにおいては優しさは変わらないところが魅力的。
しかも、しずかや、ジャイアン、のびたのママも魔法が使えるので不思議なところ。その魔法の世界にひそむのが悪魔たちで、満月美夜子のいのちを狙ってやってきます。その魔界で悪さをする悪魔たちを率いているのが、大魔王のデマオン。部下に、たくさんの悪魔や、使い魔、メジューサなどもいますが、使い魔、美夜子の命を狙ってやってきます。
使い魔、ドラえもんたちとの戦闘で翻弄してきますが、原作では、下級悪魔とともに襲ってきたものの、魔法をヒラリマントで跳ね返されて爆死、映画では下級悪魔の水柱のなかに巻き込まれてしまいます。
また、下級悪魔はドラえもんたちに魔法をしかけてくるも、ヒラリマントで跳ね返されて爆死。それらの悪魔は、地球を狙ってきますが、ドラえもんたちが魔界へと乗り込むことで、戦いは始まります。デマオンとは、一度戦いとなるものの、いくら銀の矢を使っても魔王には通じません。
デマオンは、その心臓を宇宙に隠していて、満月博士によると「デモン座のアルファ星ではないか」と言って、案内してくれるのです。そして、魔王の心臓をしようとすると、たくさんの悪魔たちが現れて、邪魔をしてきます。そして、銀の矢はジャイアンが投げつけ、ドラえもんのビッグライトによって巨大化、その矢は見事に命中。
デマオンは絶叫をあげて、そして消滅! そして、その心臓は火の玉となって魔界へと突っ込んで衝突!魔界は大爆発を起こして消滅していきます。そして、悪魔たちは全滅。魔法の世界に平和が訪れます。のび太、美夜子は2人の時間をすごし、のび太は自分が別の世界の人間であることを明かします。二度と会えないかもしれないという感じもありつつ、そして帰宅。もしもボックスを使い、元の世界へと帰還。
のび太、空き地でしずかたちを見つけ「チンカラホイ」を発動。すると、なぜかしずかのスカートが舞い上がるという、不思議な光景。のび太は、風だよね、きっと、と思いながら、にやけてしまったのです。魔法は使えないはずが、スカートが上がるという、偶然の光景はラストを飾ってくれたのでありました。
それに、この魔界大冒険に登場したデマオンは、数ある悪党の中でも最強のラスボスであったかもしれません、心臓を宇宙に隠してしまうというから、びっくりです。
それでは、また。