おはようございます。こおろぎです。東海道線の静岡地区では、315系が去年の6月から走り始めており、この315系は、4両編成となっていて、昼間は短編成で活躍できるようになっていますが、313系の2両を連結して、6両編成を組成して走ることもしばしば。
315系が、313系と連結するときは、313系が必ず浜松側のほうに連結されており、315系においては、ほろが活用されていないのではないか?とちょっと気になってしまうところ。313系は、東京側に連結されて走ることはほとんどないため、ほろが使われていないのではないかと感じてしまいます。
315系においては、身延線や御殿場線で乗り入れするようになってから、4両編成でも運転をするようになり、下り側の運転台も先頭に立つようになりました。また、315系が入れないときには、313系の2両と2両を連結した4両編成が運用をすることもあります。
315系と313系を使用した6両編成の運用には、313系の3両と3両を連結した6両が運用につくことも。車種が変わっても、4両編成や6両編成で対応するのは、すごいことです。
315系4両と、313系2両を連結した6両編成は、ほぼ1日じゅうずっと連結したままになっているので、半固定運用のようです。313系の2両と2両による4両も、半固定運用を続けていて、いつ切り離しするのだろうか?と気になってしまうところですが。
315系は、4両編成が基本ですが、313系と連結して6両でも走るので、なかなかの万能選手だと感じられます。313系は、ほとんどの場合は300番台が使用されていて、もとは大垣地区に在籍していました。増結用に使用されていましたが、315系の登場と、静岡の211系が廃車されていくにつれて、313系の300番台が静岡で必要となり、転属して、現在に至っています。
313系の300番台は、静岡地区でこれからも活躍してくれると思いますが、製造から26年が経っていることもあり、ほかの車両よりも早めに引退してしまうかもしれません。動向には注目しておきたいところ。
なお、313系の2300番台もたまに、315系と連結して走るときもあります。その313系の2300番台は、身延線、御殿場線、東海道線でも走れるようにロングシート仕様となっていて、身延線でのワンマン運転も考慮して、整理券発行機の準備工事もされているほか、運転台の後ろには、液晶式の運賃表も付けられるようになっています。
しかし、211系が引退したことや、東海道線での使用が多いこともあってか、身延線での乗り入れがほとんどなくなり、もし走るとしても、富士~西富士宮までとなるでしょう。パンタにおいても、2パンタ準備工事がされていますが、パンタは2つ取り付けは見送られるかもしれません。
313系の今後の動向にも注目です。
それでは、また。