朝になるとにぎやかなクマゼミ。成虫になるためには、かなり時間がかかっている。

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こんにちは、こおろぎです。

夏の朝、ちかくの林は、シャンシャンシャンとにぎやかな鳴き声でにぎわせてくれることでしょう。その正体は、実はクマゼミです。西日本に数が多く、午前中によくにぎやかな声で歌っています。クマゼミは、7月から8月にかけて姿を現しますが、9月の上旬まで鳴き声を聞けるところもあります。

クマゼミは、卵から成虫になるまで、実はかなり長い年月がかかります。アブラゼミですら、卵から成虫になるまでには、6年もかかるため。たとえば、1990年に産卵されると、1996年に羽化するというものです。アブラゼミの場合、卵から幼虫が生まれるまで、1年かかり、その幼虫が、成虫になるまでは5年間。つまり、6年かかるのです。

クマゼミにおいては、あまり詳しいことがわかっていないものの、おそらく6年かかるでしょう。卵から幼虫が生まれるまでに1年かかり、そして、幼虫の期間が5年間。長い時間がかかっています。6年かかっていることとなります。クマゼミは、成虫になったときに、青緑の美しい色になり、その様子は写真の撮影にぴったりな雰囲気です。

クマゼミは、夜に誰もいないときを見計らって、羽化をします。羽化にはとても時間がかかるため、命がけでもあります。最近、外国人が、そのセミの幼虫を捕まえて食用にしていると知りましたが、それは…けしからん話です。これから羽化をしようと地上に出てきて、それを捕まえて食べるというのは、罰当たりです。

クマゼミとか、アブラゼミは、卵から成虫になるまでに、ものすごく時間がかかっており、それを人間が邪魔をしてどうすんねんという感じです。クマゼミやアブラゼミは、成虫になってからの寿命はとても短くて、1週間とか、2週間くらいしか生きられません。寿命の短いセミが、人間に捕まえられて、食用になる理由などありません。せみを見つめて、命を大切にしてほしいものです。

それでは、また。

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