おはようございます。こおろぎです。
北陸地方で、かつては419系が走っていて、もとは583系であったためか、その姿は特徴的な姿をしていました。特急の運転台であったものや、103系のような運転台を取り付けたものと、食パン電車は、かなりの迫力です。
寝台車であったのを、普通電車に改造したので、車体が高くなっているのが特徴。でこぼこな車内であったためか、乗り心地が良いとは言えないと話題にもなりましたが、鉄道ファンにはマニアックな電車として注目を集めたかもしれません。
583系には、洗面所もついていましたが、419系として普通電車に改造を受けたことで、その洗面所は使用されなくなりました。しかし、撤去がされずに、なんと洗面台はカバーでふさがれるような感じにしてあるのです。なぜなら、洗面台は非常に頑丈に設置がされていて、撤去をするのは、すごく手間がかかるとのこと。
このため、無理に撤去をせず、鉄板やデコラなどで、洗面台をふさぐような形にして、かべを作ったのだとか。国鉄時代の財政の厳しさも感じます。洗面台が頑固に作られていて、撤去が難しく、カバーでふさぐのはやむを得ないことかもしれません。すごい大工事です。
その特徴的なふさぎ方は、鉄道ファンからも注目が集まり、記録として写真に収められているものもあるくらいです。本来は完全に撤去するのが理想なのですが、いざ撤去しようとすると、すごく時間がかかってしまうからです。苦労を感じます。
583系は、近郊用として、715系や、419系に改造されましたが、715系は早々のうちに引退して、クハ715-1の1両だけを残してすべて取り壊され、419系もいまやすべてが引退して、取り壊されて、1両も残っていません。もともと、583系を改造した車両であり、老朽化しているものもあったことから、将来性を考慮して、715系は、13年で解体となってしまっています。
419系においても、13年ほどで取り壊される予定であったのですが、22年とか27年使用された車両があるので、びっくりです。通勤電車に、209系があり、これらは寿命が13年で廃車するという想定で作られましたが、意外にも車体が頑丈というのもあったのか、13年で廃車されずに、千葉県や、伊豆でも使用されているところがあるほどです。
419系や715系は、もとが583系であり、走行距離が多かったことや、車体の構造の関係で老朽化が早まったのかもしれません。電車にもいろいろな事情を感じさせられます。
それでは、また。
