373系は特急にも普通電車でも運転する万能電車!

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こんにちは、こおろぎです。

身延線の特急「ふじかわ」として、373系が使用されています。この373系は、165系の取り替え用として、1995年に誕生しました。その373系、登場から28年が経ちます。経年劣化も心配されますが、30年近く、活躍を続けていることにびっくり。

その373系は、外観にほんのりと変化が生じました。それは、連結面の部分に、転落防止ほろを装備したこと。人間が連結面に転落することがないようにと、2001年ごろから取り付けを開始したものです。211系にも取り付けがされていますが、形が微妙にちがいます。

211系では、腰から下のあたりについていますが、373系では、連結面の窓の帯に合わせて、比較的大きめに設置。この転落防止幌、373系においては取り付けにちょっと一苦労。なぜなら、雨どいが、連結面のきわにあったため。

このため、転落防止幌を設置するにあたり、既存の雨どいを撤去したうえで、新しい雨どいを内側に設置する工事も実施。転落防止ほろが設置されて、車体のすれすれにあった雨どいは撤去したうえで、新しい雨どいは内側に新しく設置。これを14編成すべてに行ったのです。

211系については、もともと雨どいがやや内側にあったため、雨どいの移設工事はやらなくてすみ、そして、ほろを設置。徐々に取り付けは進んでいき、現在ではすべての211系や373系に転落防止ほろの設置が完了。

373系は、登場から28年が経ちますが、現在も走行を続けており、まだあと何年かはその活躍を見ることができるでしょう。211系においても、中央本線で走っているものは、昭和60年に登場したものが現役で活躍中です。そちらは40年になろうとしてますが、もとは10両編成であったものを、6両編成にしたもので、同時に延命工事も受けたのでしょう、現役で活躍中です。

それでは、また。

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