おはようございます。こおろぎです。
かつて、静岡地区には211系が走っていましたが、その211系はこのほど、引退となりました。2024年から、315系が投入されまして、投入されるごとに、211系がしれっと廃車回送されていきました。211系は、3両編成がたくさん運行に使われ、313系と連結して、熱海~豊橋を走ったりしたことも。このため、走行距離も多めです。
315系が運転に入ると、211系は少しずつ運用離脱していき、西浜松へ廃車回送。なお、状態のよかったものは、三岐鉄道に譲渡されて、向こうで活躍を始めています。運転開始したものもあれば、改造待ちの車両も。211系、三岐鉄道での、これからの活躍に期待したいところ。
211系においては、2両編成は比較的最後まで残り、313系の2両編成と連結されて運転していました。そして、2025年の2月に運用を離れて、ここ最近、千葉県の流鉄に譲渡されました。これから改造を受けることとなりますが、流鉄でも、ぜひ頑張ってほしい思いです。
211系は、この2両が流鉄に譲渡されて、静岡県からは姿を消すこととなります。かつては、211系は、静岡に3両編成が11本、2両編成が9本が配置されていましたが、2006年に、113系の引退によって、それらを補うために、大垣から3両編成が20本転属して、31本になり、大所帯となりました。
その後、211系は経年劣化も進んだためか、2025年に315系が登場して、取り替えが進むこととなり、すべての車両が引退となりました。211系は、トイレがなかったこともあってか、客によっては不評であったようです。211系の引退で、すべての車両がトイレ付となっています。
それでは、また。