身延線には、かつて123系が走っていました。この123系は、もとは101系を改造した荷物電車のクモユニ147を改造して作られ、1両でも走ることができるのが特徴で、123系は、富士~西富士宮をおもに走りましたが、ときとして甲府まで走ったことも。
登場したばかりのときは、富士~甲府を走行、長距離運用をこなしました。その後、123系の貫通型の600番台が登場して、非貫通と貫通では運用も分かれました。非貫通は富士~西富士宮を、貫通式は富士~甲府を走ったり。
123系はのんびりとした運用をこなしてきましたが、1998年に連結器を取り替えたり、1999年にはワンマン設備を取り替えたり、2000年には、床下の主電動機を113系と同じものに取り替えたり。細かい改造がなされました。
123系は、2007年まで実に運用をこなしていき、そして、313系にバトンタッチ。2007年に浜松工場に廃車回送されて、姿を消してしまったものの、懐かしい思い出です。1両の姿はどこかレトロな雰囲気を出してくれました。
それでは、また。