おはようございます。こおろぎです。
かつては、身延線に115系が走っていました。115系は、湘南色をしていましたが、昭和56年に登場した時はなんとえんじ色です。その色合いは、すごいインパクトを与えてくれました。ワインレッドは、山梨県のワインを思わせる素晴らしい色です。
車体には、白いおびも巻かれて、富士山の雪を思わせてくれる色合いが見事です。115系のえんじ色は、JRになってからも、その色は引き継がれましたが、平成元年にJR東海の方針にて、湘南色に塗り替え。
しかし、113系でもよく湘南色を見ることができたので、115系の湘南色は、自然と慣れることができました。115系が塗り替えられてからは、冷房の取り付けも行われて、外観にちょっとした変化も。屋根に分散式の冷房がのせてあるので、不思議な雰囲気です。
その後、1998年に、イベント用として、1編成のみが湘南色からえんじ色に塗りなおされて、素敵な雰囲気に。えんじ色で冷房がついた姿は、初めてかもしれません。同時に全般検査も受けたようです。そして、イベントが終了したあとは、もとの湘南色に。
車体には白いテープが貼ってあり、その上から塗装をしたためか、湘南色の車体をよく見ると、その下にテープが見えるのでびっくり。115系はその後、2007年まで走り続けまして、実に26年活躍をしてくれました。
それでは、また。