おはようございます。こおろぎです。
211系、かつては静岡地区にたくさんあって、その姿を見られましたが、315系の投入によって、その数を減らしていきました。ロングシートで、混雑時に対応できるように作られましたが、定員を増やそうとトイレを設置しなかったのは、大きな不評を買うこととなりました。
定員を増やすための計らいかな?と思いますが、その後登場している313系はちゃんとトイレがついており、315系にもちゃんとトイレはついています。それに、315系においては、車端部にシートのない部分もあるものの、そこに定員を増やす工夫がされている感じもします。
211系は、3両編成、2両編成があって、おもに東海道線にて運用をしてきました。トイレがないときもあったため、長距離運用の時、かなり不評を買ったといううわさも。それに、313系が導入されてからは、211系は、313系と連結して走ることが多くなりました。トイレなしの編成というのを解消する目的もあったためです。
211系は、老朽化も顕著となってきた昨今、2024年から、少しずつ運用を減らしていき、廃車回送されると、315系が順次走り出していきました。一部の編成は、三岐鉄道にも渡っています。三岐鉄道では、211系の運転に向け、車両を整備中。運用から離れていった211系は、順次西浜松に回送されていき、構内にある解体場に行き、重機のエサにされました。
211系は、三岐鉄道に譲渡された編成をのぞいて、3両編成はすべて解体されていきました。2両編成においては、現在は4本のみとなっており、この2両編成は、313系と連結して走っています。211系はトイレがないため、313系と連結することでトイレを確保。ほとんど313系が東京側に連結されて走っており、クモハ211が先頭に立つことはほとんど見られません。
211系は、2024年度中の引退が予定されていて、静岡地区から姿を消すこととなるでしょう。211系の撮影は、おはやめに… それでは、また。