遊遊記のエンディングは、数あるゲームのなかでも最高級かもしれません。

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こんにちは、こおろぎです。

遊遊記がありますが、ゲームは全部で第11章まであります。第10章で、牛魔王を倒したことによって、世界に平和が訪れます。ひかりのこづちで、世界は美しくよみがえりました。それに、第11章では、八戒がお経を読み始めますが、すると、おしゃかさまの手が出て、巻物を取り上げてしまいます。地道に暮らすことが一番だ、楽しようとすると、また牛魔王のような悪いやつが生まれると警告しました。

「ならそんなものを書かなきゃいいものを」と、ごくうにつっこまれるものの、おしゃかさまはごくうにほうびとして、なんと役人にしてくれるといって、天界に連れてってしまうのです。そして、1年後。修行に励むごくうに、みんなの様子をテレビで見せてあげたのです。

はっかいは、日本に出かけて商売をはじめ、ごじょうは、寒さを求めてシベリアにいき、老夫婦と暮らし、そして、さんぞうは、女村。三蔵に呆れており、修行を与えるべきかもしれません。そして、ちゃおは、変わらない生活を送っている模様。その様子を見たごくう、じっと何かを思う。

おしゃかさまにひとかえるができるので、ここで、おしゃかさまになって、ごくうを見つめて、しれっと術を使って足元にインキを置いたのです。そして、ごくうにひとかえるすると、「いたずら」というコマンドが出るので、そこで、いたずらをすると、選択肢が出てきます。するか、しないか、ここでもしも、しないを選ぶと、「そんなこと言わないで、するでしょ?」と出てきます。

しかも、「する、やる、ぜったいする」の3つの項目が。どれをえらんでもやるのが面白いコマンドです。そして、ごくう、おしゃかさまにいたずら書きをしてしまいます。そして、ごくうはおしゃかさまによって「いたずらものめ、まだ治っておらんのか、破門だ!おまえのようなやつは必要ない、でていけ!」と言われてしまいます。

おしゃかさまは、ちゃおを思うごくうを自由の身にしてあげようと、あえていたずらさせたのかもしれません。素晴らしいグッジョブです。そして、ごくうは自由の身となって、ひたすら、走っていきます。行先は、言うまでもない…

エンディング。ごくう、ちゃおと対面して、その動きを見ると「きんとうんに乗ろう、みんなの様子を見に行こう」と行ったのか、ちゃおは筋斗雲に乗って、ごくうも筋斗雲へ。二人は旅に出ます。すると、そこにはスタッフの名前も出てきます。ドラゴンボールの作画監督でも活躍した前田実さんや、脚本には、照井啓司さんや島田満さんの名前がありますが、ドラゴンボールで時々、脚本を担当された方です。さらに、プログラムや制作進行では、新鬼ヶ島も担当された方の名前もちらほら出てきました。

旅に出たごくうたちは、最初に、さんぞうのところに出かけ、そしてちゃおが手を振ってくれます。そのあとに、日本へ行って、はっかいの姿を見て、手を振ってくれます。東京タワーや、富士山が見えて、日本らしさが出ています。そして、最後にはシベリアを通過、ごじょうに手を振ってくれます。そして、ごくう、ちゃおは母国に戻り、そして、きんとうんに乗って、夕日の方向に去っていきました。二人は、素晴らしい家庭を作れるかな?

そして最後、「制作・著作 任天堂」と出ます。音楽がとても秀逸です。エンディング、さわやかな雰囲気の音楽となって、最後の頃に転調がなされている様子が、いい感じの曲です。

遊遊記、数あるエンディングのなかでも、最高級のエンディングかもしれません。

それでは、また。

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