身延線は、トンネルが低いため、電車は低トンネル対策がされています。

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こんばんは、こおろぎです。

富士と甲府を結ぶ路線に、身延線があります。この身延線は、トンネルが低くなっていて、113系や、485系などは乗り入れが難しい路線となっていました。身延線を走る電車は、ちょっとした工夫がされていまして、その中の115系は、パンタが低トンネル対策がされている、PS24型というものが装備されました。

さらに、115系は、電車の屋根にも、ちょっとした秘密がされています。当時、身延線には、115系の3両編成が走っていて、2000番台を名乗っていましたが、中間車の2両目は、モハ114 2600番台となっていて、パンタの屋根の部分が、2センチ切り下げがなされました。これによって、身延線の低いトンネルも通れるようになりました。

123系や、211系も、パンタは低トンネル対策がされていて、そして、屋根の部分も2センチ下がっているので、低トンネル部分も通れるようになったので、ほっとしたことでしょう。しかし、211系は甲府方面に乗り入れたことは無いのだとか。トイレが無かったのも影響したのかも?

そして、373系においては、トンネルの断面がとても小さい身延線への入線ができるように、最低作用高さを極力下げた仕様となっています。いわゆる、車体の屋根がすべて低屋根構造となっている?かのような雰囲気です。そのため、身延線もすいすいと通ることができるようになっています。

373系は、実際には、ごくわずかにパンタの部分が切り下げられていて、微低屋根構造となっている感じです。パンタの台座の部分は、ちょっと屋根を下げる必要もあったためです。その後、115系や123系の取り替え用に、313系が登場しますが、この313系も、トンネル断面に対応したつくりになっていて、身延線もすいすい通ることが可能です。

低トンネルだと大変だけど、いろんな電車が、苦労を重ねた末に、通ることができるようになったので、便利です。地形もがけっぷちなどが多いのも大変ですが、身延線はこれからも利用したいものです。

それでは、また。

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