こんにちは、こおろぎです。
身延線に乗っていると、いろんな駅に遭遇できますが、そのなかの1つ、寄畑駅があります。寄畑駅は、少し高い位置に作られていて、ホームには石の柵やフェンスが設置されています。それに、線路は単式ホームとなっていて、電車は上り電車も下り電車も同じ場所に止まります。
寄畑駅は、かなり年季を感じさせてくれる駅で、ホームには以前は木造の待合室があったり、それに、トイレも設置されていました。しかし、近年老朽化が進んでしまったのか、現在は木造の待合室はありません。2年くらい前に、待合室は取り壊されてしまいました。
寄畑駅で待合室があった場所は、現在は風が通りやすいように屋根がついており、小さなベンチが設置されています。そして、駅にあったトイレは取り壊されていまはありません。電車にトイレがついているためということや、場所などを考慮して新しいトイレは設置されなかったのかな…?と思ってしまいます。
また、身延線で少し先に行くと、塩之沢駅がありますが、こちらも以前はホームに木造の待合室がありました。しかし、老朽化のためか、待合室はいまは取り壊されて、何もありません。現在は、屋根とベンチが設置されています。
待合室は、どちらも以前は木造の外壁、木製の窓となっていましたが、のちに外壁は直されました。既存の杉板の上に、ボーダー柄の外壁が貼られて、洋風な姿になってしまったのです。窓もそのころにサッシに取り替えがされました。
駅舎にしても、身延線にあった木造の駅舎は、大部分が外壁が直されてしまい、当初は板張りであったのが、外壁が貼られて昔の雰囲気がなくなってしまいました。芝川駅は、当初は日本瓦で、外壁も板張り、窓も木製の窓と、昔ながらの雰囲気であったのが、のちに外壁が貼られて昔の雰囲気がなくなってしまいました。窓は昔の木製のままであったものの、違和感があります💦 いまは駅舎は建て替えられて、すっかり雰囲気が変わっています。
身延線で、木造の駅舎はいまは入山瀬駅、下部温泉駅、東花輪駅のみ。数少ない木造駅舎、動向が注目されます。それでは、また。