おはようございます。こおろぎです。
東海道線に、用宗駅があります。その用宗駅には、木造の駅舎がありましたが、2025年の9月以降に、駅舎が取り壊されて、新しい駅舎へと建て替えがされました。もともとあった木造の駅舎、写真で見ると、国鉄時代は、外壁は左官壁となっていて、屋根は板金が貼られていました。和風の家などで見られる外観でありましたが、JRになってから、外観が大きく変化します。
その姿は、白い外壁の姿になり、屋根は赤い雰囲気のカラーに変わり、さらに屋根には、塔のようなものも設置されました。そこには、ステンドグラスも設けられています。それに、駅舎の入り口の部分は、れんがや、石のタイルなども貼られて、おしゃれな外観となっていました。
外観は洋風を思わせる、立派な雰囲気の建物となっていますが、建物の本体の柱などは、89年という時間を経ているらしく、老朽化も否めなかったようで、解体がされることとなりました。そして、2025年の9月以降に、重機によって、解体がなされて、すっかり姿を消してしまいました。
旧駅舎のあったところのすぐそばに、新しい駅舎が設けられていて、その駅舎は仮設の駅舎として使われるのだそう。新しい駅舎は、2026年か、2027年の夏ごろに完成するのだとか。
身延線には、いくつか駅がありますが、そのなかの入山瀬駅は、かなり古い建物で、建物においては、1948年に改築も受けているようです。そのころは、立派な木造の駅で、木製の窓に、そして、外壁も板貼りであったと思いますが、近年、改築を受けていて、サイディング貼りとなっており、窓もサッシュになっています。
入山瀬駅、内部においても、天井はジプトーン貼りとなっていて、かつては板貼りであったはずが、すっかり雰囲気も変わってしまっています。建物は、かなり老朽化しているおそれもあるためか、いずれは建て替えされてもおかしくありません。同じように、身延線には、下部温泉駅がありますが、木造の立派な駅舎がただずんでいます。そちらは、すでに無人駅となっていて、こちらも、いつ建て替えがされてもおかしくありません。
東海道線の主流の駅は、建て替えが進んでいて、これから、いくつかの駅も建て替えられていくかもしれません。
それでは、また。
