おはようございます。こおろぎです。
ドラゴンボールには、サイヤ人であるベジータがいます。ベジータ、当初は悪役として登場したものの、フリーザとの戦いで、一時的に手を組み、その後、ポルンガによって地球に移動した際に、いつのまにかブルマと結婚、トランクスも生まれます。不思議なことに、地球で暮らすうちに、悪の心が消えて、丸くなったようです。
ベジータは、ブウとの戦いの時に、バビディに洗脳され、悪に変身するものの、最終的にはブウとの戦いで自滅技を使います。ベジータは二度と復活できないとされていましたが、エンマ大王によって、魂はそのままに、肉体も与えられ、占いババによってこの世にもどってくることとなります。
ブウとの戦いで、地球が壊滅してしまったときも、ポルンガによって、地球は復活しますが、このときに、「極悪人はのぞいて、バビディが来た日以降に死んでしまったほぼすべての人間を復活させてほしい」の願いで、ベジータ、見事復活します。ベジータ、これまでに殺戮をしてしまったことはあるものの、物語中でベジータが始末したのはナッパ、キュイ、ドドリア、ザーボン、グルド、リクーム、バータ、ジース、さらに１９号、運転手１人、プイプイといったものであり、人間においてはほとんど倒していません。
ブウ編では、ドラゴンボール史上に最低の極悪人がいて、「人間を銃で撃ちたい」という狂気に満ちた人間で、イヌのベエやミスターサタンまで撃ってしまいました。サタンのところに行くまでに、多くの人間を銃で撃っており、もはや最低そのもの。
しかも、ベエを撃ったことで、サタンはおろか、ブウを激怒させ、そのブウから「悪のブウ」が登場するきっかけを作ってしまったのです。その悪のブウによって、ライフルの男はエネルギー波であとかたもなく消滅させられます。召使もいましたが、ブウに体内に入りこまれて最後は爆発。「うんと悪い奴」である２匹、ドラゴンボールで復活できるわけがありません。
ベジータにおいては、悪人ではないとみなしてもらえてか、復活を果たすことができました。そして、ブルマと暮らしています。しかし、孫悟空に対しては、戦いでなくても、ライバル視しています。負けず嫌いであり、「帰ってきた孫悟空」では、寿司を食べられて、孫悟空に激怒して抗議、チャーシューを食べちゃうシーンがあります。
ベジータは、弟のターブルが嫁をつれてくると、ドキッとしたものの、丁寧にあいさつをしてしまうから、人間性が変わったと感じます。それに、ドラゴンボールにおいては、占いババのところに、ミイラくん、アックマンがいて、こわもてであるものの、決して悪人ではなく、ブウ編で地球が復活したさいに、見事復活できています。
ミイラくんは、ヤムチャと戦うときに、かなりいたぶり、最後はヤムチャを敗退させてしまいますが、孫悟空には一撃で倒されてしまいました。さらに、アックマンにおいては、悪魔であり、アクマイト光線を使って、「悪の心がある人間は、その心が内部から爆発してしまうのさ」といって、孫悟空におどしをかけますが、その技は悟空にきかず、本気を出した悟空にはキック一撃で倒されてしまいました。
ミイラ君、アックマンは決して悪人というわけではなく、地球が爆破されてしまったあとも、ボルンガによって復活ができましたが、アックマンのアクマイト光線はある意味最強の技かもしれません。フリーザやセルといった敵を爆発させることができたのではないかと思うのです。
ベジータやピッコロは、当初悪役であったものの、ピッコロは孫悟飯を鍛えてから、ベジータはブルマと結婚してから、だんだん丸くなったと感じられます。ベジータにおいては、地球で暮らすようになっても、クールで、プライドの高いところは変わっておらず、負けず嫌いというところは生かされています。
いっぽうで、レッドリボン軍にいた人間は当然復活などできるわけもなく、すでに壊滅させられており、復活することもないでしょう。ブラック参謀は冷静な頭脳派であったものの、バトルジャケットに乗って善戦。孫悟空によって貫通され、ジャケットは爆発してブラックも消滅。それ以前には、浮遊車隊や、飛空隊も襲ってきましたが、飛空隊は孫悟空の一撃で爆破され、浮遊車隊は、３人が襲ってきています。
最初に襲ってきた浮遊車隊、孫悟空に本体に乗っかられ、悟空に頭をげんこつされ、そして壁に衝突、爆発してしまいます。あっさり倒されました。２体目も孫悟空に襲ってきますが、そこへかめはめ波を放ち、それが命中して爆発。そばにいた３体目の浮遊車隊、爆発に驚いてしまい、そのひょうしに壁にぶつかって爆発、戦闘しないまま、あっさり退場となりました。
ベジータが復活できたのも、心底からの悪人ではなかったため、復活することができたかもしれません。
それでは、また。
