こんにちは、こおろぎです。
ドラクエには、いくつかいろんなゲームがありますが、そのなかに、ドラゴンクエスト3があります。そのなかに、「テドン」という村があって、そこは、訪れると恐怖を感じてしまうでしょう。なぜなら、廃墟となってしまっているからです。ファミコンですと、村の音楽はごく普通の音楽になっているんですが、スーパーファミコンになると、全滅の音楽が流れているからです…
ファミコン版で、宿屋に泊まったときに、朝になると「おはようございます。ではいってらっしゃいませ」と出るはずが、なんと、真っ黒な空白しか出てきません。この場面はちょっと、恐怖すら与えてしまうでしょう。それに、テドンの村には、白骨死体がいくつかあって、牢獄に1体、宿屋の2階にもガイコツがあります。なお、宿屋の2階には、やみのランプが入っていて、これを使うと、夜に変化するという不思議なアイテム。
さらに、北の牢獄にはガイコツが眠っていて、そこを調べると、かべにらくがきがあり「生きているうちに、誰かにオーブをわたしたかったのに…」という文面が。これは、さいごのかぎを手に入れてから訪れると、ひみつがわかるでしょう。それに、村の東側には毒沼があり、そこを抜けると地下室があり、その地下室には、カンオケが2つおかれています。それを調べると「〇〇はそっとカンオケのなかをのぞいてみた… 生きているような…死んでいるような…やはりただのしかばねのようだ…」と表示されます。これには、ちょっと恐怖を味合わされるでしょう。地下室のなかには、いのちのきのみがあり、これを使うと最大HPがアップします。
テドンの村は、昼間、だれもいない廃墟になっているのですが、やみのランプを使って、夜にすると…なんと、人が現れます。本来なら、誰もいないはずのテドンに人がいるというのは、実は、オバケのようです。自分たちが滅ぼされているというのも気づいていないらしく、老人のひとりは「何があってもこの村を守るぞい!」と言いますが、「なに?この村はすでにほろぼされているだと?」と聞いてきて、そこで「はい」というと「ならばここにいるわしらはなんなのじゃ!」と返してしまいます。村が滅ぼされているのに、気づいていないという恐怖…
それに、牢獄を見ると、しゅうじんがいて、話しかけると、グリーンオーブをもらうことができます。なかなか、親切です。そのあとに昼間に行くと、かべの落書きが「生きているうちにオーブをわたせてよかった…」に変わります。住民のほとんどがオバケであることを知らせるイベントにもなるでしょう…
また、テドンには教会がありますが、ゲームをクリアしてから、ゼニスの城に行って詩人に話しかけると、その詩人が「ほろびのまち。十字架の下に、それはねむる…」というので、テドンに行くと、崩壊した教会に十字架が落ちています。その十字架を調べると、まじゅうのツメが落ちています。武道家が装備できる武器で、かなりの威力があります。
テドンの村は、バラモスを倒した後も、滅んでいるため、これからも昼と夜に、みょうちきりんな現象が起きていくことでしょう。テドンの村は、どうなるのやら…
それでは、また。