スーパーあずさの電車は、いまでは1両も残っておらず、写真でしか見れない車両に。

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おはようございます。こおろぎです。

中央本線では、かつてスーパーあずさが走っていました。スーパーあずさは、E351系が使用されまして、このスーパーあずさは、4両と8両を連結した12両編成で走っていました。以前は、大糸線にも乗り入れをしたので、松本駅に到着すると、4両を切り離して、8両が大糸線に乗り入れたものです。

351系は、連結面の部分は貫通式となっていて、ほかの運転台は非貫通となっているのが特徴です。351系は、2010年には大糸線の乗り入れがなくなってしまったので、終点は松本となり、常に12両で運転するようになりました。

しかし、松本の車両所は12両編成はおさまらないため、4両と8両に切り離しをします。そのため、運が良ければ、切り離しをする様子を見られて、貫通部分の先頭車を見ることができます。351系は、長いこと活躍をしてくれましたが、2018年に、引退することとなってしまいました。

12両編成5本は、すべてが運転をしなくなり、その後は長野工場に廃車回送されまして、なんと全車両が解体されました。このため、現存する車両は1両も残っていません。251系、215系も廃車後はすべてが解体されました。

351系の部品において、残っているのはおそらく方向幕ぐらいしかないのかもしれません。

長野工場では、351系の解体は重機が使用されまして、大きなカニバサミつきの重機が、少しずつツメをつかって、電車の本体をくだいていきました。じわりじわりと取り壊していき、最終的に60両すべてが重機で取り壊しされました。

351系は、その姿は模型であれば拝むことはできるでしょう。

それでは、また。

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