かつては東海道線にブルートレインがあった。

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こんにちは、こおろぎです。

かつては、東海道線にブルートレインが走っていました。「さくら」「はやぶさ」「富士」「あさかぜ」など、いろんな特急があったものです。そのなかで、「はやぶさ」「富士」は、最後まで使用されまして、編成もボリュームがありました。当初は、客車は24系が使用されていましたが、2005年に14系に取り替え。

24系時代は、編成も、A寝台の1人用個室「シングルデラックス」、B寝台の1人用個室「ソロ」、ロビーカー、食堂車もあって、編成はかなり豪華な感じになったのです。シングルデラックスは、ベッドや洗面台もあったり、B寝台のソロは2階建て構造で、オーディオ装置や目覚ましもあったり。2階からは眺めも良かったり。

さらに、ロビーカーはホテルのロビーのように高級感があって、ソファや回転いすもあったり。さらに、食堂車も食事ができたり、設備が整っていました。ちなみに、B寝台のソロは、以前はB寝台車のオハネ25 100番台で、それを小倉工場で改造して、個室を設置したものです。オハネ25 1000番台となって、姿を変えましたが、その後オハネ25 1000番台は14系改造がなされ、オハネ15 2000番台に改められました。

さらに、A寝台車のオロネ25においては、14系に改造がされて、オロネ15に。小倉工場で工事がなされて、引き通し回路が取り替えられました。さらに、ロビーカーは、5両あるうちの2両は食堂車のオシ14、あとの3両はオハネ14を種車にして、大宮工場で改造されました。

オシ14の改造では、車内にあるテーブルやいす、厨房機器がはずされ、いちど車内をきれいにしたのち、車内にソファや回転いすを設置。天井もホテルのロビーのような雰囲気に仕上げられました。そして、オハネ14の改造では、寝台などをはずして、車内をきれいにしてから、同じようにソファや回転いすを設置。オハネ14を改造したので窓は大きくなり、出入り口もあります。

富士・はやぶさは長いこと24系で運転されましたが、1997年に食堂車が編成から外されて廃車されてしまい、2005年には客車が14系になり、ロビーカーは運用からも外れてしまい、廃車されてしまい、なくなってしまいました。

富士・はやぶさは14系として活躍を続けていき、2009年に廃止となってしまい、見かけなくなってしまいました。14系や24系はほとんどが廃車され、静態保存されている客車はほとんど残っていません。それでも、九州の多良木駅の近くに、3両の14系、九州鉄道記念館に保管されていることがありがたいものです。

14系、いつまでも静態保存されてほしいものです。富士急行の下吉田駅にも、14系が一両保管されており、ありがたいことです。

それでは、また。

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