こんにちは、こおろぎです。
JR西日本には、かつて和風列車の「あすか」がありました。2018年に廃車されてしまいましたが、あすかは数少ない貴重な和風列車であったのです。かつて粋な日本庭園もあったみやびが事故で廃車となってしまい、後継の車両にあすかが登場しました。あすかは平成8年に延命工事を受けて、塗装がグレーからベージュになり、屋根がはり上げられました。あすかは最近走ることが少なく、その姿は貴重な感じです。
あすかは12系客車を改造して作られましたが、中間車は、オハネ14 3を改造して作られ、室内も広々としているかもしれません。中間車はラウンジになっているらしく、ソファもあると思いますので、以前あった寝台特急の富士、はやぶさのロビーカーのように、のんびりできることでしょう。
あすかは雲や扇の塗装がされ、扇や雲が和風らしい、いい演出をしてくれています。その姿に、かねてから撮影したいと思っていました。2006年に、名古屋駅にやってきたあすかを撮影することができたので、とてもありがたいことです。
名古屋駅から撮影したあすかの中間車です。大きなまどは眺めがよさそうです。
あすかは1,7号車に展望車もあり、眺めがよさそうです。和風列車に大きな展望車があると、ユーロライナーやサロンカーなにわなどを思わせ、なんかおもしろいです。
名古屋駅から撮影したあすかの展望車です。あすかの愛称幕、赤いテールマークも見事です。
あすか、2018年に廃車されてしまい、なくなってしまいましたが、みやびが消滅してしまったあと、実に31年活躍してくれました。
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